ようこそ寳久寺へ

長江山 寳久寺(宝久寺)は、慶長二年五月(1597年)開山安中大和尚により創建された臨済宗 大本山妙心寺派の禅寺でございます。
明治維新の住職 義山和尚より本山の法を継いでおります。 

所在地は、静岡県静岡市清水区元城町で清水区のほぼ中央に位置しています。
かつては寺領とし、広大な"燈明田"を有したと伝承もあり、寺領米は、江戸、地元駿府に送られたと言われています。
宝久寺本尊"準提観世音菩薩"は朝廷京の都、この地の人々をはじめ、各武将が帰依したと伝わっております。

縁・出会いの開運/逆境を跳ね除ける

病気平癒/無病息災/開運/合格祈願

豊作/天候・地水/食に関するご利益

願い事/発想・発明など創造力の向上

寳久寺には本尊ー准胝観音菩薩をはじめ、本堂上間に祀られた山田籐平様寄進の慈母観音や地蔵堂内の雨乞い地蔵など、ご利益がある地蔵が祀られております。
 
特に江戸中期より宝久寺正面門脇には、味噌づけ地蔵も供養され、多くの人々の祈願するところでありました。現在は本堂の西側に安置され霊験を伝えています。味噌づけ地蔵はお味噌を供えると願い事がかなうご利益があると信仰されています。
 
また、寳久寺に伝わっておりました旧梵鐘については、昭和17年軍への鉄材供出の命により、(戦争の鉄材として)当時の梵鐘は時代の流れの中に消えて行きました。
 
大村林太郎氏により供養寄進されたその梵鐘は、仏道成就および人々の平和な世界への願いをこめ、毎月1日・15日の朝6時半に3声鐘の音を入江の人々に日々知らせております。

現住職:当山第二十五代 第八世 森 信明 住職
 

年中行事

行事日時
朝の梵鐘
(鐘の音3声)
1日・15日の午前6時半
坐禅会
(約1時間本堂にて)
※要事前連絡
土曜日
午後7時より
地蔵尊供養
(地蔵堂にて)
毎月23日もしくは24日
午後1時より
御詠歌
(本堂にて)
毎週月曜日
午後1時より
※ただし、御詠歌は休止中
お茶
(表千家)
火曜日